松原有沙選手 現役引退のお知らせ

いつもノジマステラ神奈川相模原に対し多大なるご声援をいただき、誠にありがとうございます。
この度、松原有沙選手が2022-23シーズンをもって現役を引退することが決定いたしましたので、お知らせいたします。

松原　有沙／MATSUBARA Arisa

■ポジション：MF
■生年月日：1995年5月1日（28歳）
■出身地：大阪府
■経歴：RFC ― 豊中レディースFC ― RFC Jr.Youth ― 大商学園高等学校 ― 早稲田大学 ― ノジマステラ神奈川相模原

■出場記録（6月5日現在）

 

■コメント
日頃よりたくさんの応援ありがとうございます。今シーズンをもちまして、現役を引退する決断をいたしました。病気のリリース後、多くの方より復帰を待つメッセージをいただいていた中で、このような報告となってしまい申し訳ございません。
今シーズンはシーズン途中から、心身共に辛くなってしまう時期がありました。病気がわかった後も、この病気とずっと付き合っていかなければならない不安もあり、落ち込んだり、その日によって変わる体調を受け入れることができなかったりと、しばらくの間はなかなか現実と向き合うことができませんでした。そして、少しずつ今後のことを考えるようになり、選手としてプレーする以外の道も考える中で、最終的に引退という言葉が浮かび決断しました。プロ選手として契約をしていただいている中で、プレーすることができなかったことは大変申し訳なく思っています。ここ数ヶ月はスクールへの参加や運営のサポート、高校訪問など今の自分にできることでチームに貢献できればと思い活動してきました。私がやりたいことをできるように協力してくださったチームには、心より感謝しています。
20年以上のサッカー人生を振り返ると楽しいことだけではなく、辛いこともありましたが、たくさんの指導者の方々、仲間と出会い、支えられ、自分だけではできない経験をたくさんさせてもらいました。高校・大学・ステラでもキャプテンを任せてもらったり、インカレ3連覇や子どもの頃の夢だった「なでしこジャパン」として日の丸を背負って戦ったり、たくさんの素晴らしい選手と対戦することもできました。また、サッカーを通して多くの方と出会うことができました。これらは全て私の財産です。
特に今シーズンは本当に多くの方々や仲間に支えてもらい、いつも応援してくださるファン、サポーターの皆様のおかげで前を向くことができました。また日頃より多大なるご支援をいただいているスポンサーの皆様、エゼクトレの皆さん、運営スタッフの皆さん、アカデミーの皆さん、今まで私に関わってくださった全ての方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
そしてずっとそばで応援してくれて、私の選択を受け入れてくれた家族には本当に感謝しています。家族の存在が大きな力となり、頑張る源になっていました。これからは、まずは今の病気を治すことから始まりますが、その後は指導者としてサッカーに関わり続けたいと思っています。元気な姿でまた皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
今まで本当にありがとうございました。

なお、Yogibo WEリーグ最終節 6月１0日（土）開催のサンフレッチェ広島レジーナ戦 試合終了後に引退セレモニーを開催し、松原選手より皆さまへご挨拶をさせていただきます。勝利で送り出せるよう、皆さまぜひ会場でチームへの後押しをお願いいたします。