MATCHES

第46回

皇后杯

5回戦

vs.岡山湯郷Belle

2024/12/15（Sun）11:00キックオフ

レモンガススタジアム平塚

準々決勝

ノジマステラ神奈川相模原

0

前半

0
2

後半

0
試合終了

岡山湯郷Belle

得点

伊東珠梨
48'
片山由菜
63'

選手交代

in
榊原琴乃
HT'
out
藤原加奈
HT'
in
片山由菜
HT'
out
川島はるな
HT'
in
南里杏
60'
out
木竜有姫
60'
in
平田ひかり
84'
out
南野亜里沙
84'
in
菅能夏海
90+1'
out
井上陽菜
90+1'

in
山田美緒和
61'
out
栫井美和子
61'
in
新谷楓華
89'
out
近藤あすか
89'
in
上村彩華
89'
out
谷口木乃実
89'
in
今野瞳
90+3'
out
小松未奈
90+3'

Photo

Starting Lineup

1
久野吹雪

34
三田一紗代

11
浜田芽来
5
大賀理紗子
21
長嶋洸
25
木竜有姫

26
杉田めい
4
宮地明日翔
3
坂本理保
19
山下沙耶香

4
伊東珠梨
3
井上陽菜
9
南野亜里沙
23
藤原加奈
17
川島はるな

5
内田好美
20
小松未奈
15
近藤あすか
9
谷口木乃実

20
大竹麻友

10
横山久美
23
栫井美和子

Reserve

16
池尻凪沙

1
山田蕗

13
菅能夏海
14
南里杏
22
常田菜那

14
今野瞳
21
上村彩華

7
平田ひかり
8
西郡茉優

7
山田美緒和
13
秋元美雨
25
新谷楓華

10
榊原琴乃
15
根府桃子
18
片山由菜

11
岸野早奈
22
片山真鞠
24
木須みそら

Head Coach

小笠原唯志

谷口博志

Comment

ー試合総括: 岡山湯郷Belleさんはなでしこ2部にいるようなチームではなく、僕もよく知っている、横山選手や坂本選手のように力のある選手がいます。なでしこ2部では負けなしで優勝したチームであり、簡単には行かない試合だと選手には伝えていました。ウチはリーグ戦で結果が出ていなかった中で、選手同士でコミュニケーションを図って、自分たちでチームを変化させていくんだという強い気持ちを皇后杯で出していこうと話していました。自分たちでしっかりとしゃべって細かい修正をしていく、今日はそれを体現してくれたゲームだったと思います。まだまだやらなければならないこともありますが、今日はいいゲームというよりも、絶対に勝つことを目指しました。（相手チームの）DFの背後の質はWEリーグのチームよりは落ちるだろうということで、サイドの幅を使ってクロスを上げるところは徹してくれたかなと思います。その中で、間延びしたときに中盤を使ってサイドチェンジをすることや、伊東選手がミドルシュートで決めた形もそうですけど、ボランチが参加していくというのは狙っていた形でした。ただ、2点目を取るのは少し遅かったですし、3点目は取り切れませんでした。そういう部分での課題は残りましたが、今日は失点ゼロで抑えてしっかりと勝つことできたので、その点は良かったかなと思います。

ー最初の選手交代は後半の最初でした。前半の内容を受けて、そのタイミングにしたのでしょうか？: そうですね。前半は悪くなかったですが、良かったのかと言われると良くはなかった。点を取れる形がたくさんあったかというとそうではなかったので、プランを変えて、前にパワーのある片山選手を入れて、サイドからドリブルで破れる榊原選手を入れて、相手をもっと翻弄しようと思いました。

ー木竜選手から南里選手への交代の狙いについては？: 木竜選手は足をつりました。もし足をつったら言うように伝えていたのですが、早い時間につっていました。初先発で緊張もしていたと思うので、できるところまで必死でやるように言っていました。今日は出し切ってくれましたし、パフォーマンスも良かったと思っています。

ー後半開始から片山選手が入って、2トップにしたことが効いていたと思いますが、そのあたりの手応えはいかがですか？: 前半は1トップでやっていましたが、収まるところが大竹選手のところだけになってしまい、クロスが上がったときも中が1枚でした。点を取りに行くためにも2枚にするほうが相手に脅威を与えられますし、片山選手は空中戦や接近戦、体を預けるところが強い。そういうところはだいぶ上がっていて、切り替えも速くなってきました。後半、いい仕事をしてくれたなと思います。

ー先制点を決めました。ゴールシーンを振り返ってください。: (大竹)麻友さんが外に流れていて、中に(片山)由菜はいましたが、1人だと少し薄いなと思ったのとファーにスペースが空いていたので、自分も上がっていったところで、麻友さんがそこに流してくれました。最初はダイレクトでシュートを打とうと思いましたが、今日はウォーミングアップで当たり損ねが多かったので、そこではまだフリーでしたし、落ち着いてワントラップをして、ワンクッション置いてシュートを打ちました。4シーズン目でやっとゴールを決められて、ホッとしています。

ー今日は中盤で井上選手とコンビを組みましたが、二人のバランスはどんなことを意識しましたか？: 陽菜さんとは練習や練習試合でもボランチを組むことがあって、コミュニケーションを取りながらプレーしてくれるので、すごくやりやすいです。陽菜さんも前に飛び出していける選手なので、そういう場合は自分が後ろでバランスを取って、自分が上がったら陽菜さんがバランスを取ってくれて、お互いにそこは意識しながらプレーしていました。

ー今日は皇后杯で、岡山湯郷Belleと対戦して、どんな印象を受けましたか？: 戦うリーグは違いますが、個人の能力で自分よりも上回る選手がいて、まずは個で負けないということを意識しました。ボランチは360度を見ないといけなくて、相手のプレッシャーも速いですが、普段WEリーグで試合をしているチームとしては、もっとできないといけなかったという反省点はあります。ボールを受けたときにもっと展開したかったですし、今日はかなり逆サイドが空いていたので、もっとサイドを変えることができたらよかったと思っています。

ー皇后杯が続きます。今後の抱負を聞かせてください。: 負けたら終わりの試合になりますし、リーグ戦で勝てていなかった中で、また違う大会でチャンスがあるというのは、チームにとってはすごくいいことなので、いい結果を残せるように、チームとしてもっと上に行きたいです。

ー今日は公式戦での初スタメンでした。試合を終えて今の心境を聞かせてください。: 最初は少し緊張もありましたが、いい緊張感の中で思い切ってプレーしようと思っていました。そこの部分はいい感じにできたかなと思います。

ー左サイドからクロスを何度も上げていましたが、クロスの手応えについてはどう感じていますか？: 練習からニアやファーにクロスを出すことは細かく取り組んできたので、うまく中に合わせられた手応えは感じています。

ードリブルで中に入ってシュートを打つ場面もありましたが、そのあたりの手応えは？: 基本的にはクロスを狙っていましたが、ミドルシュートを打つことや、自分で切り込んでいくプレーも今日は狙っていたので、シュートは入りませんでしたが、ミドルレンジでチャレンジできたことはプラスに捉えていきたいです。

ー今日の試合では岡山湯郷の横山選手の対応も意識していたと思います。実際に対峙してみて、その手応えは？: サイドの一対一の場面では絶対にやらせないという強い気持ちがあったので、そこの部分は味方とも連携しながらうまく抑えられたかなと思っています。

ー皇后杯が続きます。今後の抱負も聞かせてください。: まずは今日の試合、チームとして失点ゼロに抑えて、得点を取って勝つことができて良かったです。次の試合に向けてもしっかりといい準備をしていきたいと思います。